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個別記事の管理2018-02-14 (Wed)
著者 : ジュヌヴィエーヴ・カスターマン / 千倉書房

カンガルー夫婦の物語。
夫カンガルーから認知症になってしまった妻カンガルーへの、永遠のラブレター。。。

タイトルに惹かれて買ってしまったんだけれど。
本当にとても温かで、とてもとてもせつないお話だった。
おいおい泣く。
夫カンガルーの頑張りに、妻への深い愛に、胸がいっぱいになる。

「よし
きみが忘れたことのすべてを
僕が覚えていよう!

きみの笑顔と
やさしさと
温かさと

きみと共に生きることができた奇跡へ
僕の一生の感謝を込めて」

共に生きるって、こういうことなんだろうなと思った。
こんな風に誰かと共に生きられたら幸せだろうなと、思った。
こんな風でありたいと思った。
挫けそうになる日があっても挫けることなく、最後まで寄り添い続けられたらと。。。

翻訳はさだまさしさんです。
介護の過酷さについても考えさせられる絵本でした。
淡い色合いの優しい絵も、とても素敵♪


タグ:    ジュヌヴィエーヴ・カスターマン 

* Category : 絵本
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個別記事の管理2018-02-08 (Thu)
著者 : バナ・アベド / 飛鳥新社

シリアのアレッポから内戦の悲惨さをTwitterで伝え続けた7歳の女の子バナちゃんの手記。
バナちゃんの書いた文章と、娘に宛てた形で書かれたお母さんの文章のふたつで構成されています。

バナちゃんのツイートを私は見ていたので、その時のことを思い出しながら読んだ。
短いツイートではわからなかった色々なことを知って、今は、重く哀しくやりきれない気持ち。
本当に、何もかもが惨い。

いつも一緒に遊んでいたお友達は空爆で死んだ。
子どもが見るべきではないおぞましい光景を、バナちゃんはたくさん見てきた。
彼女が負った心の傷の深さを思うと、言葉がない。

自宅を爆撃されて(政府軍はバナちゃんの家を意図的に爆撃したそう)。
凍えるような寒さの中、傷だらけになりながら裸足で逃げて。
飲み水も食料もない状況をひたすら耐え続けて。
やっと安全な場所に辿り着いて、トルコ政府に保護された。
彼女が生き延びられたのは、奇跡。

バナちゃんは生き延びて今は安全な場所にいるけれど。
日本ではニュースになることすらほとんどないけれど。
シリアの内戦は、まだ終わっていない。
今日も、今この瞬間も、子どもたちが理不尽に殺され続けてる。
学校や病院、住宅地が、空爆の標的になっている。
サリンや塩素ガスが使われている。
それをやっているのは、シリア政府軍とロシア軍。

この本を一人でも多くの人が読んでくれたらいいなと、思う。
シリアで何が起きているかを、知ってください。
こんなことは間違ってる。こんなことが許されていいはずがない。
バナちゃんが、シリアの人々が、「助けて」と声を上げ続けてる。
世界は、私たちは、それに応えないと。 でしょ?
一人ひとりができることはとても小さなことかもしれないけれど。でも。

「何かがまちがっているとわかっていたら、直さなくちゃね。どこの国に住んでいても、みんな助けあわなきゃだめなのよ」。
バナちゃんの言葉。

お母さんも聡明で信念のある素敵な人だった。
バナちゃんに、「あなたは黙ってはだめ」と。
「あなたを守るためなら私はどんなことでもする」と。

8歳になったバナちゃんは今も、声を上げ続けています。




タグ: バナ・アベド  シリア内戦    戦争  難民 

* Category : ノンフィクション
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個別記事の管理2018-01-24 (Wed)
著者 : 河合隼雄 / 河出書房新社

河合先生のエッセイ集。日記風。
しばらく絶版になっていたものの復刊。
まだ読んでいない本だったから、嬉しい。

『非現実によって現実を語る』のファンタジーについてのお話が印象的でした。

軽やかで、深くて。
色々なことを考えさせられるんだけれど、心ほぐれる。そんな本。
重かった気持ちが、ちょっと軽くなった。


タグ: 河合隼雄 

* Category : 河合隼雄
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書評でつながる読書コミュニティ・本が好き!のご案内 * by 本が好き!運営担当
突然のコメント、失礼いたします。はじめまして。
書評でつながる読書コミュニティ「本が好き!」を運営しております、和氣と申します。

貴ブログを拝読し、ぜひ本が好き!にもレビューをご投稿いただきたく、コメントさせていただきました。

本が好き!:http://www.honzuki.jp/

こちらのサイトでは、選ばれたレビュアーの方が本をもらえるようになる「献本サービス」を行っています。

1.会員登録 
 こちらのフォームよりご登録ください。
 http://www.honzuki.jp/user/user_entry/add.html
2.書評投稿
 書籍を検索し【書評を書く】ボタンよりご投稿ください。
3.ご報告
 貴ブログ名をご記載の上、こちらのフォームよりご報告ください。
 http://www.honzuki.jp/about/inquiries/user/add.html

名前の通り「本好き」の方がたくさん集まって、活発にレビューを投稿して交流をされているサイトですので、よろしければぜひ一度ご訪問いただけましたら幸いです。

よろしくお願いいたします。

個別記事の管理2018-01-07 (Sun)
『LION/ライオン~25年目のただいま~』、観ました。
5歳のときに迷子になって家族と生き別れてしまったインドの男の子サルーの物語。実話。
養子に迎えられオーストラリアで暮らしていた彼は、Google Earthを使って生家を探した。
もう一度、母と兄に会うために。

結末はわかっているけど、釘付けになる。
ストリートチルドレンや孤児院での子どもたちの姿に、胸が締め付けられる。
インドでは毎年8万人の子どもが行方不明になるんだとか。。。

孤児院から彼を引き取って育てたオーストラリアのご夫妻が、素晴らしい人たちだった。
子どもに恵まれなかったのではなく、あえて産まないという選択をしたそう。
産まずに、困難な状況にいる子を育てようと決めたそう。
そしてインドから二人の子どもを迎え入れた。

正直、私には実母を探したいという彼の気持ちがイマイチわからなかった。
大切に愛情深く育ててくれた養父母がいるのに、なんで今さら?と。
アイデンティティーの問題かな・・くらいの認識だった。
だけど映画を最後まで観て、思った。
彼を駆り立てたのは、愛された記憶なんだろうなぁと。。。

お母さんは息子が戻ってくることを信じて、ずっと待ってた。
待っててくれる人がいるって、帰れる場所があるって、幸せなことだね。
「ただいま」が言えて、本当に良かった。

お兄ちゃんの話は衝撃的過ぎて、泣く。
タイトルの“LION”の意味は、最後にわかる。
いい映画だった。とても。
子ども時代のサルーを演じている男の子が、とんでもなく可愛いかったです♪


タグ: 実話 

* Category : 映画・DVD
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個別記事の管理2017-12-24 (Sun)
著者 : 上野そら くまくら珠美 / アルファポリス

猫好きさん号泣の絵本。
猫の“わたし”と、自分を選んでくれた4歳の男の子“げぼく”の物語。

猫の“わたし”はかっこよくて、かしこくて、すばやくて、いちばん可愛い。
“げぼく”は毎日一生懸命“わたし”の世話をしてくれるけれど、どんくさい。
二人の日常に、“わたし”の上から目線の物言いに、クスッと笑う♪

時は経ち、18年後。
かっこよくて、かしこくて、すばやい“わたし”は、歳を取るのも早くって。
“げぼく”よりひとあしさきに空へ。。。

そして“わたし”は待っている。空で、いつか“げぼく”とまた逢える日を。

だけど“げぼく”はどんくさいから、急ぐとすぐに転ぶから、「ゆっくりくるがよい。おまえのペースでくればいい」って。
「あんしんしろ。ゆっくりでも、おっとりでも、どんくさくても、わたしはおまえをきらいになったりなどしない」って。

“げぼく”への“わたし”の想いに、泣く。。。

絵もね、すごくいいんだよね。
猫の媚びない感じが、好き♪
とても切ないけれど、愛溢れる温かな絵本でした。
猫って、素敵♪

もしも生まれ変われるのなら、猫になりたい☆(=ΦωΦ=)


タグ:      生と死  上野そら  くまくら珠美 

* Category : 絵本
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個別記事の管理2017-12-13 (Wed)
著者 : ほしば ゆみこ / ディスカヴァー・トゥエンティワン

大切な人に贈りたい、素敵な絵本♪

ふたりだからできること、ふたりでないとできないことって、たくさんある。
一緒に何かするって、ただそれだけで楽しかったりする。ホントにね。

大切な人がいてくれる幸せを、改めて思った。
「ありがとう」の気持ちで、胸がいっぱいになった。
大切な人がいてくれたからこその、今の私だから。

大切な人と一緒に読みたい♪
なんどもなんども。なんどでも。。。


タグ:    ほしばゆみこ 

* Category : 絵本
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個別記事の管理2017-11-29 (Wed)
著者 : シンシア・L・コープランド / ディスカヴァー・トゥエンティワン

犬たちの写真と心に響く大切な言葉が詰まっている本。
ふんわり優しい気持ちになれます♪

犬は、今を生きている。
陽気で、情熱的で、大切な人をただひたすらに愛してる。
犬のように生きられたら、きっと素敵!
きっときっと、幸せ♪(*'ー'*)

ベルジアン・マリノアのジュノ(介助犬)とルーカス・ヘンブリーくんの写真が、私はすごく好きです。


タグ:  人生   

* Category : エッセイ
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個別記事の管理2017-11-21 (Tue)
実写版『美女と野獣』を観ました。
アニメ版は観ていない。
『美女と野獣』って、こんなに素敵なお話だったんだね。感動~♪
大好きかも!

村人たちから変わり者と揶揄されている本の虫のベルが野獣と出逢い、孤独だった二人が読書を通じて心を通わせ惹かれあっていく過程が、好き。
ベルを手放した野獣の歌う『Evermore』に、泣く。

真実の愛を見つけて魔女の呪いは解け、野獣は王子の姿に戻ったけれど。
野獣のままでも良かったような気もする。なんとなく。
だって、可愛かったもん♪

ベル役のエマ・ワトソンさんの歌声も素敵!
何度も観たくなる、素晴らしいミュージカル映画でした。

愛し愛される歓び♪♪♪(*'ー'*)


タグ: ディズニー   

* Category : 映画・DVD
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個別記事の管理2017-11-13 (Mon)
僕のワンダフル・ライフ』、観てきました。
真っ直ぐで嘘のない、終わらない愛のお話だった。
それぞれの別れが切なくて、何度も泣いた。

何度も何度も生まれ変わって、やっと見つけて、もう一度出逢う。。。

ベイリーの一途な想いに、ほっこりした。
ベイリーが最愛の人イーサンともう一度出逢えたことが嬉しくて、また泣いた。
犬って、素敵♪

私も犬と暮らしたいな~。
ただ今を一緒に生きたい!(*'ー'*)

輪廻転生が本当にあったらいいのにね。。。


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* Category : 映画・DVD
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個別記事の管理2017-11-01 (Wed)
著者 : 伊藤詩織 / 文藝春秋

告発本ではなく、問題提起です。
この本には、怒りや憎しみは籠められてない。
冷静に、そして客観的に、自身が受けたレイプ被害の詳細とその後の経過、レイプ被害者を取り巻く社会の現状と問題点等が綴られています。
詩織さんは本名も公表し、顔も出して訴えてる。
ここまでするのに、どれほどの勇気と覚悟が必要だったろう。。。

これは、あってはいけないことだよね。
こんな風に尊厳を踏みにじられていい人なんて、誰もいない。
だけど「よくあること」で、多くの人がどうすることもできず泣き寝入りしてる。
今のままでいいはずがない。
だいたいさ、レイプ被害者がバッシングされる社会って、どうなの?なんなの?
クソすぎるにも程がある。

レイプ被害に遭ったときにはどうしたらいいのか、参考になることが多く書かれています。
レイプにまつわる誤解や偏見についても書かれてる。
ひとりでも多くの人がこの本を読んでくれたらいいなと、切に思う。
レイプには性別も年齢も外見も関係ない。決して他人事じゃないから。
被害者の痛みや苦しみに寄り添える優しい社会になってほしいから。

それにしても、逮捕状が出たのにどうして直前でストップがかかったんだろうね?
どうして、納得のいく説明がないんだろう?
逃げずに答えてくれたら良かったのにね。中村さん。
山口さんも会見を開いたらいいと思う。ぜひ。

いつか真実が白日の下に晒される日がきますように・・!

納得できないことは、納得しちゃいけない。
沈黙は自分の存在を否定すること。
私は声を上げる人が好きです。戦う人が好き。
詩織さんの強さと行動力に感心する。
この本を書いてくれたことに、感謝する。
ここまで来るのは本当に大変だったろうと思う。
これからの日々も、簡単ではないだろうと思う。
どうか潰されることなく、信念を貫いてください。

変わるといいよね、いろんなことが。変えなきゃね。。。


タグ: 伊藤詩織    性暴力 

* Category : ノンフィクション
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