Fluffy

想いいろいろ。本や映画の感想などを綴っています。

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2017-12-24 (Sun)

わたしのげぼく

わたしのげぼく

著者 : 上野そら くまくら珠美 / アルファポリス猫好きさん号泣の絵本。猫の“わたし”と、自分を選んでくれた4歳の男の子“げぼく”の物語。猫の“わたし”はかっこよくて、かしこくて、すばやくて、いちばん可愛い。“げぼく”は毎日一生懸命“わたし”の世話をしてくれるけれど、どんくさい。二人の日常に、“わたし”の上から目線の物言いに、クスッと笑う♪時は経ち、18年後。かっこよくて、かしこくて、すばやい“わたし”は、歳を取るのも...

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2014-06-23 (Mon)

かないくん

かないくん

著者 : 谷川 俊太郎 / 東京糸井重里事務所かないくんはおじいさんの同級生で、小学四年生のときに死んだ。おじいさんは、もう来年の桜は見られないと自分で知ってる。かないくんは、おじいさんの先輩。。。「しぬって、 ただここに いなくなるだけのこと?」誰かの死、自分の死、死ぬとどうなるの?を考えさせてくれる絵本です。淡々と静かで、深い。でも、答えはここにはない。人は、いつか必ず死ぬ。死と無縁でいられる人は誰...

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2013-10-24 (Thu)

スウィート・ヒアアフター

スウィート・ヒアアフター

著者 : よしもと ばなな / 幻冬舎交通事故で恋人を失い、自らも重傷を負い死にかけた小夜子の、静かな再生の物語。何か遭ったときに思うのは、自分の命ではなくて、大切な人の命なんだよね。自分は死んでもいい。叶うなら、この命をあげてもいい。だから、どうか、どうか大切な人が無事でありますように。生きていますように。。。って。叶ったら、いいのにね。。。死は、いつも、すぐそこにある。。。ばななさんはこの小説を、201...

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2013-02-15 (Fri)

エンジェルフライト 国際霊柩送還士

エンジェルフライト 国際霊柩送還士

著者 : 佐々 涼子 / 集英社国際霊柩送還のお話。ノンフィクション。国際霊柩送還とは、事故や事件等で海外でお亡くなりになった日本人の遺体を日本に搬送するお仕事。日本で外国人がお亡くなりになった場合は、その遺体を祖国へ送り届ける。手続きを行い、必要な処置をし、遺族の心に寄り添い、守り、支える。ほとんど注目されることはないけれど、重く尊い大事な仕事。。。日本に帰ってくる遺体の現実が、ショックだった。それぞ...

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2012-12-09 (Sun)

死にカタログ

死にカタログ

著者 : 寄藤 文平 / 大和書房これ、面白いです。「死って何だろう?」を、絵で考えた本。イラストが楽しくて、サクサク読めます♪年間死亡者数や死因など死に関するデータもたくさん載っているんだけれど、特に興味深かったのは、国や宗教によって変わる「死のカタチ」のいろいろ。死者の国に行くと考えられていたり、「なかったこと」にされてしまったり、ハエやコオロギになると信じられていたり。本当にいろいろで、とにかく、へ...

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2012-02-15 (Wed)

大往生したけりゃ医療とかかわるな

大往生したけりゃ医療とかかわるな

著者 : 中村仁一 / 幻冬舎基本的には、老年医療のお話。死を視野に入れた生き方と自然死のすすめ。。。「死にゆく自然の過程を邪魔しない」。「死にゆく人間に無用の苦痛を与えてはならない」。それが、著者である中村先生の考える「医療の鉄則」なんだそう。医療のあり方、老いや病、看取りと看取らせ方について、深く考えさせられる本でした。自分なりの死生観を築くうえでも参考になることが多かったです。何の医療的措置も受け...

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2010-03-21 (Sun)

のにっき

のにっき

著者 : 近藤 薫美子 / アリス館動物の死体が朽ち果てていく様子を克明に描いた絵本。晩秋から春までの命の物語。。。ある秋の日、いたちが死んだ。野ざらしになった体には、やがて虫たちが集まってくる。ハエがやって来て、蛆がわいて・・。小鳥が巣作りのために毛を持ち帰ったり・・。いたちの体はどんどん形が崩れていく・・。だけど、それは決しておぞましいことではなく、大切な自然の営み。そして春が来て、花が咲き乱れ、蝶...

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2009-12-14 (Mon)

いつでも会える

いつでも会える

著者 : 菊田 まりこ / 学習研究社喪失の痛みを乗り越えるシロのお話。シロはみきちゃんの犬。シロはみきちゃんのことが大好きで、大切だった。一緒にいられて、幸せだった。だけど、みきちゃんは死んでしまう。もう会えない。。。みきちゃんに会いたいと願うシロの、「シロ、ってよんで。あたまをなでて。」という言葉に、号泣です。たまらなく切ない。。。でも、シロは気付くんだよね。みきちゃんは遠くて近いところにいるという...

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2009-11-21 (Sat)

わすれられないおくりもの

わすれられないおくりもの

著者 : スーザン・バーレイ / 評論社子どもたちに、死について、かけがえのない人を失った悲しみにどう向き合ったらいいのかについてを教えてくれる、深くて優しい絵本。大人が読んでも心に沁みます。号泣ものです。。。物知りで賢く、みんなに慕われ頼りにされていた年老いたアナグマが死んでしまった。悲しくて悲しくて、森のみんなはどうしたらいいのかわからない・・。だけど、アナグマの思い出を語り合っていくうちに、少しず...

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2009-01-27 (Tue)

「死」を子どもに教える

「死」を子どもに教える

著者 : 宇都宮 直子 / 中央公論新社中学校でデス・エデュケーション(死への準備教育)を行っている教師の実践例や、日本で初めてデス・エデュケーションの必要性を説いたアルフォンス・デーケン博士の取り組み等が紹介されている本。実際に死について学んだ子どもたちが、どう思い、どんな風に変化したのか・・ということについても、子どもたち自身の言葉と共に記されています。死と真剣に向き合うということは、生と真剣に向き...

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