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2013-08-29 (Thu)

動物たちはぼくの先生

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著者 : 日高 敏隆 / 青土社

動物行動学者・日高先生のエッセイ集。
教育について思うことや、ご自身の思い出話、動物たちのあんなことこんなこと。

教育についてのお話は、本当にそうだなぁ・・と思うことばかりだった。
教育は押し付けであってはいけない。きっと。
子どもたちの持つ「なぜ?」という疑問の大切さを、思った。

「子どもは、人からなにかをいわれて育つものではない。子どもたちはそれぞれ勝手に、自分になっていく。ぼく自身がそうであったように」という言葉に、思わずちょっと泣きそうになった。
周りの大人たちから否定され、生きることさえ諦めかけていた昆虫好きの少年を、たったひとり、庇ってくれた先生がいたんだよね。「ぜひ昆虫学をやらせてやってください」って、ご両親に手をついて頼んでくれた。日高先生が小学生の時。
本当に嬉しかっただろうな~と、思う。
押し潰されてしまわなくて良かったと、思う。
人生には、そういうかけがえのない出逢いがあったりする。本当に。

コンラート・ローレンツ博士との思い出話は興味深く、昆虫や動物たちのお話は感心することが多く、とても楽しい本でした♪

日高先生にとって、“死”とはどんなものだったろう?


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タグ: 日高敏隆  自然  動物  昆虫 

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