
著者 : 日高 敏隆 / 新潮社
日本を代表する動物行動学者・日高敏隆さんのエッセイ集です。
自然や人のさまざまなことが綴られています。
動物たちの自意識のこと、里山のこと、モンシロチョウとスジグロシロチョウ、鳥のお話、鳥と昆虫の春の数え方の違い、セミたちと温暖化、カエルとツボカビ症、文系・理系、イリオモテヤマネコのお話等、とても興味深く読みました。
「なぜ?」がたくさん詰まっていて、面白かったです♪
日高先生は、好奇心のかたまり♪
日高先生の、柔らかな語り口や生き物たちに向けられる温かな眼差しが、好きだった。
読み終わって、寂しく思った。
日高先生、昨年の秋にお亡くなりになったんだよね。。。
みんな、いなくなっちゃう・・。
永遠の命なんて誰にもないけれど。でも。
私は今、すごくすご~く、寂しい。。。
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