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個別記事の管理2017-04-14 (Fri)
著者 : ジャニーン・ディ・ジョヴァンニ / 亜紀書房

戦地に赴き、世界の紛争地帯を取材してきた経験豊富な女性ジャーナリストによる、シリア内戦のルポ。
命がけでシリアに入り、紛争下で生きる人々の声を丁寧に掬い上げています。

治安刑務所で拷問された人やレイプされた女性の話は本当に悲惨で、むご過ぎて、吐きそうになる。
「母親なのに子供のために何もできない」と無力感に打ちのめされた子育て中の女性の言葉が胸に刺さる。
何もかもが足りない、廃墟と化した場所で、それでも人々は懸命に生きている。
アサド政権に殺すと脅迫されながらも町の人々を食べさせるために毎日パンを焼き続けるパン屋さんや、空爆される危険のある中とどまり治療を続ける医師等、善き人の勇気に、涙が出る。

シリア内戦が始まって、6年。
死者は40万人以上。難民は500万人。
今世紀最悪の人道危機。
どうしてこんなことになってしまったんだろう。。。

虐殺が起きていても、いつもいつも傍観することしかできない国連って、何?

今すぐになんとかしないと!と、強く強く思う。
どうしたらいいのかさえわからないけれど。
せめて、知って欲しい。
シリアで何が起きているかをひとりでも多くの人に。
無関心でいて欲しくない。
他人事じゃないよね。

子どもたちが待っている。
理不尽な日々をただひたすらに耐えながら、待ってる。
戦争が終わる日を。。。


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タグ: ジャニーン・ディ・ジョヴァンニ  シリア内戦  戦争  難民 

* Category : ノンフィクション
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