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個別記事の管理2016-06-07 (Tue)
著者 : 佐藤 美由紀 / 双葉社

ウルグアイ第40代大統領ホセ・ムヒカさんの名言集。
2012年のリオ会議での衝撃的なスピーチも全文掲載されています。
ムヒカさんを知らない人は、たぶん、いないよね?

ネットのニュース記事で初めてスピーチを目にした時、本当に感動した。
誰よりもしっかり現実を見つめている人の、率直な言葉だった。
こんなことを、こんな場所で、こんなにも堂々と言えてしまえる人がいるんだ?と、驚いた。
スピーチの内容に、私はまるっと同意する。
私たちは今の使い捨ての、大量生産大量消費の消費主義社会のあり方について、もっと真剣に考えてみなければいけないと思う。
「午後からずっと話されていたことは、『持続可能な発展と世界の貧困をなくすこと』でした。けれども、私たちの本音は何なのでしょうか。現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することなのでしょうか。質問させてください。ドイツ人が一世代で持つ車と同じ数をインド人が持てば、この惑星はどうなるのでしょうか。息をするための酸素がどれくらい残るのでしょうか。同じ質問を別の言い方でしましょう。西洋の富裕社会が持つ傲慢な消費を、世界の70億~80億の人ができると思いますか。そんな原料がこの地球にあるのでしょうか。可能ですか」。
これは2012年のリオ会議でのスピーチの一部。
ぜひ、全文読んでみてほしい。あなたがまだ読んだことがないのなら。

私たちが物を買うために使っているのは、お金じゃなくて時間。そのお金を貯めるために割いた、短い人生の貴重な時間。自由。
ムヒカさんは、「質素は“自由のための闘い”」だと考えているそう。
「自由になるための闘いというのは、どれくらい自由な時間を確保できるかにかかっているのだ、と私は言いたいのです。物であふれることが自由なのではなく、時間であふれることこそ、自由なのです」。
「私は消費主義を敵視しています。現在の超消費主義のお陰で、私たちはもっとも肝心なことを忘れてしまい、人類の幸福とはほとんど関係のないことに、人としての能力を無駄使いしているのです」。
「人間のもっとも大事なものが“生きる時間”だとしたら、この消費主義社会は、そのもっとも大事なものを奪っているのですよ」。
ムヒカさんは貧乏なんかじゃない。質素。持っているもので贅沢に暮らすことができる。
それって、とても素敵なことだよね♪
そこには、本当の豊かさがある。

給料の90%を寄付し、少数派の金持ちではなく多数派の国民にしっかり寄り添うその姿勢も、本当に素晴らしいと思う。
人として、尊敬する。
暴力を肯定するわけにはいかないけれど、でも、極左ゲリラとして闘った過去があるからこその今、なんだよね。
13年間もの過酷な獄中生活のなかで、多くを学び、生き延びた。
ムヒカさんは、信念の人♪

「余裕のある人には弱者を助ける義務がある。貧しい生活をしている人々の生活が改善されれば、我々の生活も良くなります」。
「世界が物とお金と資源で溢れているなか、人に車を貸すことにも惜しみ、貧乏人に手を差し伸べず、野良犬にご飯もあげないような、こんなにもセコい世界は他にあるでしょうか。神様に謝りたい」。
「お金があまりに好きな人たちは、政治の世界から出て行ってもらう必要があります。彼らは政治の世界では危険です」。
「この地球上で、唯一、価値のある中毒は『愛』だけです」。
「私は自身の信念を持って政治運営します。たとえ正しいことであろうと、間違いであろうと。批判したければ、すればいい。それが自由ということだから。私の人生はつねに批判を受け続けてきました」。
「人生というものは、刻一刻とあなたから逃げていきます。でも、足りないからといってスーパーで追加の人生を買うことはできません。だから、人生を生きるために闘ってください。人生に中身をあげてください」。
「不可能なことを可能にするにはさらなる努力が必要です。諦めたら負け。人生ではいろいろなことで何千回と転びます。愛で転び、仕事で転び、いま考えているその冒険でも転び、実現させようとしている夢でも転びます。でも、千と一回立ち上がり、一からやり直す力があなたにはあります。その道が実は一番大事です!」。

“世界を変えたいという強い思い”が詰まっています。
ひとりでも多くの人に読んでもらいたいな~と、思う。
欲にまみれた政治家さんには、特に!!!


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タグ: 佐藤美由紀  ホセ・ムヒカ  地球環境サミット 

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