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個別記事の管理2018-03-14 (Wed)
著者 : 桜木武史 / アルファベータブックス

日本人ジャーナリストによる、シリア内戦のルポ。
2012年から2015年にかけて5度に渡りシリアに足を運び、内戦下で暮らす人々の声に耳を傾け、共に時を刻んだ、その記録です。

桜木さんの人柄によるところも大きいのかもしれないけれど、桜木さんが出会うシリアの人々はみなさん親切で、優しくて・・。
だからこそ余計に、シリアの惨い現実を思って切なくなる。
反体制派の戦闘員の想いと、死に、泣く。
悔しいよね。。。

ずいぶん前に購入してなかなか読めずにいたんだけれど、読めて良かった。
タイトル通り“声”が中心に描かれていて、シリアの人々の想いに触れることのできる本でした。
桜木さんが彼らと共に過ごした時間は、とても濃かった。
内戦下で暮らす人々の姿を、一人ひとりの想いを、忘れずにいたい。
命がけで取材し伝えてくれた桜木さんに、感謝します。
知るって、とてもとても大切なことだから。

シリアの内戦はこの3月で8年目に突入する。
反政府デモが開始された2011年3月15日以降の犠牲者数は50万人を超えるともいわれてる。
反体制派の拠点であるために政府軍に包囲された東グータでは、この3週間だけで1000人を超える犠牲者が出た。
停戦合意も守られず空爆は続き、今この瞬間にも人々が、子どもたちが、シリア政府軍とロシア軍に殺され続けている。
こんなことが、許されていいはずがない。
惨すぎる。。。

恐怖と絶望の中で、それでも人々は必死に生きている。
世界に向けて、自分たちの窮状を訴え続けてる。
私たちは、いつまでその声を無視し続けるんだろう?
シリアで起きていることを、知ってください。

どんなに声を上げても助けてもらえない、その絶望が、あなたにはわかりますか・・?


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タグ: 桜木武史  シリア内戦  戦争 

* Category : ノンフィクション
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